ダルマインコかわら版

かわら版No.7 鳥インフルエンザに関する情報 
2004/03/12
政府が3月9日に,国民に向けて発表した鳥インフルエンザに関する情報をまとめてみました.

とり肉,卵・・・鶏肉や鶏卵を食べることによって,人に感染したという事例の報告はない.鶏卵を「生」で食べることが健康を損なうおそれがあるとの報告はない.不安な人は,加熱(WHOの食中毒防止のための加熱条件:中心部70℃,瞬間)することがおすすめ.とり肉はインフルエンザと関係なく元々十分加熱して食することは常識でござる.

ウィルスの人への感染・・・日本では,感染する可能性は極めて低い.これまで人から人にうつったことが確認された例はなし.鳥インフルエンザに感染したり感染が疑われる鳥と接触した後で,発熱などインフルエンザを疑う症状が出た場合には,医師にその旨を告げて診察を受ける事.

飼っている鳥、野鳥が死んでいるのを見つけた場合等・・・ 国内で鳥インフルエンザが発生したからといって,直ちに家庭等で飼育している鳥が感染するということはない.
 清潔な状態で飼育し,ウイルスを運んでくる可能性がある野鳥が近くに来ないようにし,鳥の排せつ物に触れた後には手洗いとうがいをすれば,心配する必要はない.
 飼育中の鳥を野山に放したり,処分するようなことはせず,冷静に対応すること.
◆飼っている鳥が死んでしまった場合・・・鳥が死んだからといって直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はない.原因が分からないまま,鳥が連続して死んでしまったという場合には,その鳥に素手で触ったり,土に埋めたりせずに,なるべく早く,近くの獣医師,家畜保健衛生所又は保健所に相談すること.
◆野鳥が死んでいるのを見つけた場合・・・細菌や寄生虫に感染しないよう,死亡した鳥を素手で触らずにビニール袋に入れてきちんと封をして廃棄物として処分することも可能.このような場合,直ちに相談する必要はない.不安な場合には,市町村,獣医師,家畜保健衛生所又は保健所に連絡すること.
 万一,野鳥が密集して死んでいる場合には,毒物などを食べて死亡したことも疑われる.この場合には,事件の可能性もあるため,警察,家畜衛生保健所又は保健所に連絡すること.

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